山田さんとのご縁をいただくまで、弊社のモノづくりに対する姿勢は、今振り返ると非常に閉鎖的なものでした。
数十年前に築き上げた成功体験が積み重なるうちに、それがいつしか「揺るぎない正解」として組織に定着していました。
新しい考え方や外部からの提言に対しても、「これまでのやり方で問題ない」と耳を塞ぐ——
そのような古い体質が、知らず知らずのうちに根付いていたのだと感じています。
山田さんはメーカーで長年のご経験を積まれ、工場長まで務められた方です。
現場の実態も、経営の難しさも、ご自身の体験としてよくご存じであるからこそ、そのアドバイスには確かな裏付けと重みがあります。
机上の理論ではなく、現場で実際に機能するモノづくりの仕組みを、丁寧に示していただきました。
また、山田さんはお世辞や婉曲な表現を好まれません。課題があれば率直に、しかし的確に指摘してくださいます。
はじめはその直球の物言いに戸惑いを感じる場面もありましたが、明確に伝えていただける分、課題の本質をすぐに理解でき、改善へと動きやすい。
今ではそのスタイルを大変ありがたく思っています。
弊社はいま、長年の慣習を一つひとつ見直し、現代に即したモノづくりへと着実に変わりつつあります。
その変化の入口に立てたのは、山田さんの存在があってこそです。
古い体質からの脱却をお考えの製造業の方々に、心よりお勧めいたします。
